レーザー加工機(レーザーカッター)とは、作成したデジタルデータを用い、加工素材にレーザー光を照射し、蒸発(気化)・燃焼・溶解することで加工する工作機械です。
具体的には「切断」「マーキング」「彫刻」の加工ができます。
金型・型紙なども不要であり、素材に応力を加えることなく美しく加工できます。
レーザーカットによって垂直に切断されるデータを組み合わせたときに60°で固定されるよう考えられたものが浮安
単純な垂直90°の組み合わせではなく、60°の組み合わせとしたことは部材としての塊を無限に増やしていくことを可能とした。
透明なアクリルで地面から少し解放されたようにも見える炎の連なりを見て、
不安な気持ちもふわっと軽やかに、暖かく浮かび上がらせてしまえたら、と考えられた。
炎という有機的な形状の素材を扱うこともあり、その暖かさや明るさをより感じやすくするために、切り出す部材の形状もアーチ構造を取り入れるなど、有機的でありつつも機能的な形態が用いられている。
組み合わせた際の輪郭にもその考えは反映されている。