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何故ロゴが必要になるのだろうか。
他者との差別化を図りたい。イメージの共有、伝達のための指標となる象徴が欲しい。思考の表現方法として圧倒的に目に止まる象徴が欲しい・・・

言葉を集めて整理し、視覚情報に落とし込んだもの。

戦略的グラフィックは目に入ってくる情報の無駄の無さの中に、伝えたいことを伝わるように伝える、抜け目なさがあるような気がする。

誰しもが目で見て瞬時に情報を象徴として理解できること。 各々の情報が躍動し、見る人にとってイメージが膨らむ表現がなされていること。

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ブックでできたニャンコ

レーベル名の「ニャンブックス」から着想を得た「ブックでできたニャンコ」

さまざまな物語は物語を語っている自分自身を含めて一つのストーリーになっているのかもしれない。
逆を返せば語る人が変われば不思議なことにどこか以前聞いた記憶の話とはまた違う物語だと人は感じるのかもしれない。
そんな不思議な違和感を感じたい。

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また一匹、とっておきの物語を携えた猫がやってきた

「夜な夜な物語を語る猫(作家)が集まってくる宿」
というコンセプトに対して
物語を語る猫がその内容(本の中身)を共に過ごす空間で発表するためにやってくる。という表現にしてみました。
丸い空間を囲む本の壁が集まって一つの空間となる様を宿に見立てました。
そんな空間にまた一匹とっておきの物語を携えた猫がやってきた。というストーリー
次は僕の番。次は僕の番。と語り継ぐ内に、気づけば夜な夜な過ぎていく「時間」にもフォーカスし、時計の12時間表記から着想を得たデザインにしています。