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国産の木材を使うとはどういうことなのか?

山や森に木がある、とはどういうことなのか。

土だけでは形を成さない山に木を植え、根を張ることで山の骨となり、土を強くする。
育ちが衝突して触れられなくなってしまわないように、間伐が成される。

山自体がそうあり、そんな山からの木を私たちは暮らしで使う。

いつまでもそうありたい。
そのために用途に応じて木材のことをよく考え、山の育ちに関与したい。

そこで日本人が働いており、私たちが心を癒しにいく対象としての山に感謝し続けられるようにするために

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十字相欠き接ぎ

十字相欠き接ぎとは、木材の端を互いに切り欠いて組み合わせることで、直角に接合する木工技法の一つです。

この方法は、木材の強度を損なわずに、美しい仕上がりを得ることができます。

また、表に釘やネジなどの金物を見えないように加工することが可能であるため、木材の自然な風合いを保つことができます。

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八角組棚は断面を八角形に加工された木材同士に相欠き継ぎの技法が応用されたもの。

面を取ることで一本の材料に当たる光の明るさが多彩になると同時に、外観や手触りもより繊細になった。

単純な四角同士の継も八角同志にされる事で窪みが生まれ、同じく面が取られただけの素材そのものの棚板等、棚を構成する材料とは異なる新たな材料を接合のための部材を要さずとも受け入れることをも可能とされた。

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